2023/03/31
令和5年4月1日から、定期接種に変更があります。
①4種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日咳、不活化ポリオ)の開始時期が、これまで生後3か月からだったのが、生後2か月から可能となり、Hibワクチン、肺炎球菌ワクチンと同時に開始できるようになります。
②定期接種としてのHPVワクチン(子宮頸がん予防)が、これまで2価あるいは4価のワクチンだったのが、9価のワクチン(9種類のヒトパピローマウイルスの型に対するワクチン)が使用可能となります。令和4年3月までに2価あるいは4価のワクチンで接種を開始した方も、途中から9価のワクチンに切り替えて接種を続けることが可能です。
小学校6年生の4月~高校1年生の3月までが対象期間ですが、行政からの積極的な勧奨が差し控えられていた時期があるため、猶予が設けられ、平成9年4月2日~平成18年4月1日までに生まれた方は、令和7年3月31日までは「定期接種」として接種が可能です(キャッチアップ接種)。
また、平成18年4月2日~平成20年4月1日までに生まれた方(現時点で通常の定期接種が可能な年齢)にも猶予が設けられ、通常の接種対象年齢を超えても、合計3回の接種が終わっていなければ、令和7年3月31日までは「定期接種」として接種が可能です。(キャッチアップ接種)
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