2026/10/31
~ヘルパンギーナについて~
【特徴】
≪原因≫
エンテロウイルス属のコクサッキーAウイルス(CA2,3,4,5,8、10など) が主な原因ですが、
コクサッキーBウイルス
エコーウイルス が原因となることもあります。(上記すべてがエンテロウイルス属に含まれます)
さまざまな型のウイルスが原因となるため、ヘルパンギーナに1度かかってその型のウイルスに免疫ができても、また別の型のウイルスには感染してしまうため、何度もかかる可能性があります。
なお、家庭内でお子さんから保護者の方にうつることも多く、大人の方が強く症状が出る傾向があります。
また、コクサッキーAウイルスは、手足口病のウイルスとしても知られています。これは同じコクサッキーAウイルスでも様々な型があるためで、のどの症状がメインのタイプ(ヘルパンギーナと診断される)や、手足口、おしりに症状が出るタイプ(手足口病と診断される)がありますが、同じ型のウイルスでも人によって症状が異なることがあるようです。
≪症状≫
◆発熱(38-40度の高熱が2-4日程度つづくことも多いです)
◆のどの奥に小さな水ぶくれ(水疱)が多数できて、強いのどの痛みがでます
◆全身のだるさ、頭痛、筋肉痛、関節痛などがでることもあります
◆まれに髄膜炎、心筋炎をおこすこともあります
≪感染経路≫
◆飛沫感染・・・感染している人の咳やくしゃみで飛び散った飛沫を、自分の口や鼻からすいこんでうつることです
◆接触感染・・・感染している人の唾液や鼻水が自分の手について、それが自分の目や鼻の粘膜についてうつることです。
◆経口感染(糞口感染)・・・感染している人の便に含まれるウイルスが、自分の手や食べ物について、口に入ってうつることです。
≪感染拡大予防のために≫
唾液の中には1-2週間、便の中には1か月程度、ウイルスが存在していると言われています。かなり長期間にわたってウイルスが残っているため、お子さんの食べ残しのおかずを食べたり、お子さんとタオルを共用したり、おむつがえの後のてあらいが不十分だったりすると、お父さんお母さんもうつってしまうことが多いので、どうぞお気を付けください。
≪登園、登校の目安≫
法律で出席停止期間がきまっている病気ではないので、熱が下がって、食事がとれていれば集団生活可能です。可能な範囲で気を付けながら社会生活を再開しましょう。

