2026/09/07
9月が始まりました。まだ暑さも残るこの時期ですが、インフルエンザが少しずつ流行してきていますので、今回はインフルエンザについて書かせていただきます。
インフルエンザ(その1)
【特徴】
≪原因≫インフルエンザウイルス
≪症状≫
・発熱(38度以上の高熱になることが多い)
・頭痛
・悪寒(寒気 さむけ)
・節々(ふしぶし)の痛み
・筋肉痛 などの全身症状が急に現れ、
・咳
・鼻水
・のどの痛み などの一般的な風邪症状や
・吐き気
・腹痛
・下痢 などの消化器症状がでることもあります。
また、熱性痙攣をひきおこしたり、まれに脳症を起こして痙攣や意識障害が出ることもあります。
なお、通常、熱性痙攣は生後6か月頃~5歳頃までに起きることが多いのですが、インフルエンザの場合には10歳くらいの大きなお子さんに起きることもあります。
その他、インフルエンザなどで高熱になった場合、熱せん妄という状態になることがあります。
熱せん妄は、高熱にともない、脳内の代謝や伝達物質の働きが乱れて生じると考えられています。
意識がもうろうとしてうわごとを言ったり、幻覚がみえたり、急に大きな声で叫んたり、外に飛び出そうとしたり、といった様々な症状がみられますが、数分から数十分でおさまることが特徴です。意識障害がそれ以上長く続く場合には、脳症の可能性がありますので、速やかに医療機関に受診してください。
また、高いところから飛び降りようとするなどの危険な異常行動は、発熱から48時間以内が特に多いとされていますので、その間は特に注意して見守るようにお願いいたします。
なお、熱せん妄に伴う異常行動は、抗インフルエンザ薬による影響ではなく、インフルエンザによる高熱が原因ですので、処方された抗インフルエンザ薬は医療機関からの指示どおりにしっかりと飲み切るようにしましょう。
長くなってしまったので、続きは次の回で書かせていただきます。

