群馬県 高崎市 小児科 小児神経科
小泉小児科医院

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水いぼ(伝染性軟属腫)への M-BFクリームについて

【水いぼとは】

≪原因≫
伝染性軟属腫ウイルスというポックスウイルス科のウイルス

≪症状≫
中央にわずかにくぼみ(臍窩 さいか)のある、ツヤツヤした光沢のある白っぽい発疹ができます。
ひっかくなどして発疹がやぶれると、ウイルスが他の部位に付着して、ひろがっていきます。わきの下などこすれやすい部分にできると、摩擦で発疹がやぶれやすいので、周囲に多数の発疹が広がることがあります。

≪感染経路≫ 接触感染
水いぼのある皮膚と、他の人の皮膚が直接触れ合うとうつるほか、ウイルスが付着したタオルやビート版などを介して感染したりします。
水遊びをするときは水着など肌が露出するため、水いぼはうつりやすくなりますが、プールの水を介してうつることはありませんので、直接の接触に気を付けることができれば、水いぼがあってもプールに入ってよいことになっています。(日本小児科学会、日本皮膚科学会の見解より)

≪治療≫
これまでは、直接ピンセットで摘除する方法が主流で、当院で対応できずご迷惑をおかけしておりましたが、このたび、ご自宅で毎日塗布していただくタイプのM-BFクリームを導入いたしました。
ご希望の方にMBFクリームをおすすめしています。こちらは自費診療になり、クリームをご購入いただいて、ご自宅で塗っていただきます。

≪M-BFクリームについて≫
強い抗ウイルス効果を持つ銀イオンを主成分とし、保湿効果のあるサクランも配合されたクリームです。
1日2回、水いぼとその周辺に塗布してください。

塗った後、ガーゼや絆創膏などで覆う必要はないのですが、銀イオンは紫外線(直射日光)にさらされると短時間で不活化(効果が弱まる)してしまうので、衣服でかくれない部分は(昼間の効果は期待しづらいため)夜1回のみの塗布をおすすめします。衣服でかくれて紫外線が直接あたらない部分は、通常通り、朝と夕の1日2回塗布をしてください。

M-BFクリームを塗布後、最短で2週間、通常は2月前後で塗布した水いぼのところが赤くなってきます(BOTEサイン:効果がで始めたサイン)。完全に水いぼがなおるまでは、3~6か月かかります。新しい水いぼができることもありますが、消えるスピードの方が速いので、全体としては改善していることが感じられると思います。

副反応として、1%未満で軽いかぶれを起こすことがありますが、ほとんどの場合は安全に使用できます。BOTEサインが出るまでの期間は個人差が大きいので、最低3カ月は続けてみてください。

水いぼと診断された方で使用を希望される方は、お気軽に受付にお声がけください。