2026/10/01
~りんご病(伝染性紅斑)について~
【原因】 ヒトパルボウイルスB19
【症状】 発熱、のどの痛み、関節痛、筋肉痛などの感冒症状が出て、その7-10日後に両側の頬がりんごのように赤くなり(紅斑)、上腕と大腿に網目状の紅斑が出ます。
【感染経路】 飛沫感染: 感染している人の咳やくしゃみなどからのしぶき(飛沫)を、まわりの人が口や鼻からすいこんで感染
接触感染: ウイルスが付着したドアノブ、おもちゃなどに触れ、その手で自分の口、鼻、目などの粘膜をさわることで感染
【治療】 特効薬はないため、自然によくなっていくのを待ちます
【感染拡大防止】 発疹が出た時には既に、まわりへの感染力はほとんどなくなっているため、集団生活に問題ありません。
【注意が必要なこと】
◆発疹が出る7-10日前が感染力のある時期になります。妊婦さんが妊娠初期~中期にリンゴ病に感染すると、赤ちゃんに胎児水腫(おなか、胸、心臓まわりなど全身に水がたまってしまい、命にかかわる重篤な状態)などが起きる可能性があるため、その時期に妊婦さんと接触していた場合、注意が必要です。速やかにかかりつけの産婦人科にご相談ください。
◆リンゴ病の発疹は、いったん薄くなった後も、紫外線をたくさん浴びたり、熱いお湯に長くつかったりすると、再度赤みがぶりかえすことがあります。これは、リンゴ病で炎症が起きていた血管が、刺激で拡張しやすくなってしまっている影響です。しばらくは直射日光や熱いお風呂を控えていただく方が発疹の改善には有効です。

